「暑くなってくると家のトイレが臭って気になる」という方も少なくないんじゃないでしょうか。
トイレの芳香剤って、どれも香りが強すぎ&いかにもトイレ!って香りで、苦手に感じてしまう管理人&夫。
そんなある日、テレビの情報番組でマスクにハッカ水を振りかけると清涼感が得られるという紹介があったんです。
清涼感、それはまさに管理人がトイレに求めるもの。
夫にその話をすると、最近流行っている「無印良品のアロマストーン」に「ハッカ油」を垂らしたらトイレの芳香剤代わりにできるんじゃないか?と言われました。
ということで、早速ドラッグストアと無印良品を巡って、「ハッカ油」と「アロマストーン」をゲット。
トイレの芳香剤代わりになるか試してみました。
ハッカ油とは?
ハッカとは日本に自生しているミントの一種。
そのハッカを蒸留・精製してつくられたオイルが「ハッカ油」です。
ハッカ油は植物生まれで人体に優しいことから、ナチュラリストと呼ばれる人々を中心に、虫除けやお風呂の清涼剤として使われてきました。
そして最近では、コロナウイルス対策に欠かせないマスクの清涼剤になることから、たくさんの人に注目されるようになっています。
ハッカ油の主な使い方
- 虫除け
- お風呂の清涼剤
- ハンカチの香り付け&清涼剤
- マスクの清涼剤
- 下駄箱の芳香剤
- マウスウォッシュ
- 引き締め化粧水
商品名 | 天然 ハッカ油 |
発売元 | 武内製薬株式会社 |
容量 | 20ml |
参考価格 | 980円(税込)※1 |
※1 2020年8月現時点のAmazonでの販売価格。変更の可能性あり。
無印良品のアロマストーンとは?
アロマストーンは、素焼きの陶器や石膏でできたストーンにエッセンシャルオイルを垂らして、香りを楽しむアイテムです。
アロマというと、電気を使って蒸気を拡散させるアロマディフューザーや、キャンドルに火をつけて溶かすアロマキャンドルが有名ですが、アロマストーンなら電気も火も使わずに香りを楽しむことができます。
中でも、無印良品で販売されている「アロマストーン・皿付き」は、シンプルでお洒落な見た目と価格のリーズナブルさから、品切れになる程の大人気商品となっています。
商品名 | アロマストーン・皿付き |
内容 | ストーン(素焼き陶器)、トレー |
サイズ | ストーン約直径65mm×30mm、トレー約直径63mm×5mm |
色 | 白、グレー |
参考価格 | 690円(税込)※2 |
※2 2020年8月現時点の、無印良品公式サイトでの販売価格。変更の可能性あり。
「ハッカ油+無印のアロマストーン」をトイレの芳香剤にしてみた
「無印良品のアロマストーン」見た目は?
管理人が買ったのは白色のアロマストーン。
大福餅みたいなおしゃれ可愛い見た目のストーンに、ぴったりフィットのトレーがついています。
ストーンの真ん中は少し凹んでいて、ここにオイルを垂らします。
手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズで、シンプルなデザインなので、トイレにも問題なく置けそうです。
引用:無印良品
どんな香り?
ハッカ油をアロマストーンの凹みに垂らします。
垂らしたところに染みができますが、時間が経つとすぐに消えます。
香りは、嫌味のない爽やかな感じ。
ハッカ飴のようなスースーする感じを想像していましたが、アロマストーンのおかげかふんわりと柔らかになります。
優しい清涼感って言うんでしょうか?
個人的には好みの香りです。
香りの強さは?
5滴垂らしましたが、垂らした直後でもふんわり、うっすらと香る程度です。
管理人はトイレ掃除に、「豆ピカ」と「トイレクイックル」を使っているんですが、掃除後はそれらの香りに負けてしまうくらいのうっすら具合。
用を足した直後の臭いには完全に負けてしまいます。
なので、消臭剤としての効果はほぼ期待できないと思います。
香りの持ちは?
管理人宅のトイレは激狭で換気扇を付けっぱなしにていますが、この環境だと、5滴たらして1日中ごくごくうっすら香る感じ。
最後の方は気にすれば香っていることがわかるかな?程度になります。
常に同じ強さで香るわけではないので、芳香剤として使いたいなら、少なくとも1日1回くらいは垂らし直す必要があると思います。
あとは、座った時に顔(もっと言えば鼻)の近くになる位置に置くと、時間が経っても香りを感じやすかったです。
結論&まとめ
「ハッカ油+無印のアロマストーン」はトイレの芳香剤になるが、人を選ぶ!
個人的には、市販されているトイレの芳香剤のようなキツさがない理想の香りでした。
また、ネックになると思われる垂らし直しも、毎日のトイレ掃除のついでにしてしまうので、そこまで苦にはなっていないです。
ただ…香り方が、良く言えばふんわり、ストレートにいうとすごくすごく薄いので、トイレの芳香剤としてはかなり好みがわかれそうかなと思います。
トイレの芳香剤の香りがキツくてウンザリという方にはいいですが、そうでない方にはおすすめできないというのが正直な感想です。
「ハッカ油+無印のアロマストーン」をトイレで使うポイント
レビューの中でも触れていますが、「ハッカ油+無印のアロマストーン」をトイレで使う場合の注意点やおすすめの使い方をまとめておきます。
まめに垂らし直す
我が家は1日1回は垂らし直しています。
広いトイレの場合や、よりしっかり香らせたい場合はもっとこまめに垂らし直しが必要かもしれません。
置く場所に気をつける
座った時に顔の近くになる高さに置く、窓際や換気扇の側には置かないなど、香りを感じやすい場所に置くと長く楽しめます。
コンパクトサイズで色々な場所に置きやすいと思うので、ベストポジションを探してみて下さい。
来客時のおもてなしとして使う
どうしても香りが弱いと感じる場合には、開き直って、来客前に垂らしておいて香りのおもてなしとして使うのもありかと思います。
案外万人受けしやすい香りですし、いわゆるトイレの芳香剤とは違う香りになるので、「お!センスいい!」と思ってもらえるかも?
こんな人なら「ハッカ油+無印のアロマストーン」をトイレの芳香剤として使えそう
最後になりますが、
- 市販のトイレの芳香剤とは一味違う香りを楽しみたい
- 市販のトイレの芳香剤は香りがキツくて苦手
- こまめに垂らし直すのが苦ではない
- 来客時だけトイレをいい香りにしておきたい
…という方なら、「ハッカ油+無印のアロマストーン」をトイレの芳香剤として上手く使えるんじゃないでしょうか。
当てはまる方は、検討してみて下さいね。