猫を家族に迎えるとき、「どんなものを準備したらいいの?」と疑問に思いますよね。
『大は小を兼ねる』なんてことわざもあるので、「とりあえず、おすすめされてるものは全部用意しておけばいいんじゃない?」と思うかもしれません。
でも、管理人は、猫を迎える準備品に関しては必ずしもそうとは言えないと思っていて、『まずは必要最低限のものを準備して、その他は猫ちゃんと暮らす中で必要だと思ったら買っていく』のがいいと感じています。
ということで、今回は、『猫を迎えるのに最低限必要なもの』に焦点を当てて、必要最低限でOKな理由、最低限必要なものリストなどを紹介していきます。
この記事でわかること
- 猫を飼うための準備品が最低限でOKな理由
- 猫を飼うのに最低限必要なものリスト
- 仔猫(生後2ヶ月)を1か月飼うのにかかる費用
猫を飼うための準備品は最低限でOK!
準備品は最低限にして、これからの出費に備えよう
- 猫を迎えるときに準備する用品は、必要最低限でOK。
- 一緒に暮らしていくうちに必要なものが出てきたら買い足せばOK。
…管理人はそう思っています。
なぜなら、これから猫と暮らしていくには用品以外にもたくさんのお金がかかるから。
不要なものにお金を使うなら、猫ちゃんにとって本当に必要なもや必要な時に使えるように、備えておくほうが良いと思うからです。
ここで、我が家で1ヶ月に猫関係にかかった費用を紹介します。
当時生後2ヶ月の仔猫、季節は冬です。
我が家の仔猫(生後2ヶ月)にかかった1ヶ月の費用 | ||
内訳 | 金額 | 詳細 |
餌 | 約2,400円 | ドライフードとミルク |
トイレ関係 | 約2,000円 | 猫砂とトイレシート |
病院 | 約1,1000円 | 下痢をして診察・検査・薬を処方してもらった代金とワクチン代(保険に入っているので実際はもう少し安かったですが、明細上はこの額でした) |
電気代 | 約1,650円 | 夜のエアコンとペットヒーターの電気代 |
合計 | 約17,050円 | ー |
案外かかるんだなぁと思った方も少なくないんじゃないでしょうか?
もちろん、これは一例で、猫ちゃんの体調や性格、季節などによって変化します。
「うちの子はもっと少ない」という方もいらっしゃると思いますが、逆にいうと「体が弱い子でもっと病院代がかかるし、高価なフードが必要…」なんて方もいらっしゃるはずです。
猫の平均寿命は15年。
その期間、ずっとこの金額を払い続けるために、また、病気など不足の事態に備えるためにも、準備品は厳選したほうが良いと思うわけです。
※1 2021年1月現時点の情報
あらかじめ何が必要か理解しておくことが大事
不足の事態などに備えて、必要最低限のアイテムを準備する…
そのためには、あらかじめ『本当に必要なもの』を理解しておくことが大切です。
「ペット用品店を見にいったら、色々な商品があって、ついついお財布の紐が緩んでしまった…」
「ペットショップで猫をかったら即日お迎えになった。準備期間がないから店員さんに言われるがままに色々なアイテムを買ってしまった…」
なんてことはよくある話です。
こうした事態を防ぐためには、本当に必要なものは何か?ということをあらかじめ考えておくことが大事なんですね。
猫を飼うのに最低限必要なものリスト(解説・リンク付き)
猫を迎えるのに、最低限必要なものをまとめました。
各アイテムの必要性や選び方の解説もしているので、参考にして下さいね。
ごはん
□ 餌やミルク(1kg 500くらい〜)
猫ちゃんの年齢に合わせたものを買います。
ペットショップやブリーダーさんから迎える場合は、そこで食べていたものと同じものを選ぶと安心です。
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□ 餌入れ・水入れ(100円くらい〜)
陶器のように割れやすいものは避ける…と、言われますが、個人的には猫ちゃんが食べやすい深さならなんでもOKだと思います(笑)。
管理人はダイソーの白い小皿?みたいなものを使っています。
トイレ
□ トイレ本体(800円くらい〜)
猫ちゃんの体のサイズに合うものを選びます。
固まる砂を入れるスタンダードなものから、おしっこが下のシートに落ちるシステムトイレまで色々あります。
システムトイレはおしっこが固まる砂を使うこともできるので、汎用性が高くおすすめ。
□ トイレ砂(トイレシート)(砂5L 500円くらい〜)
おしっこが固まるもの、システムトイレ用、粒が大きい・小さいものなど、色々あります。
トイレに不安がある子の場合は、固まるタイプやショップなどで今まで使っていたのと同じ銘柄がおすすめ。
□ ポリ袋
うんちやおしっこを入れて捨てるのに必要です。
臭いが漏れない特別な袋もありますが、まずは普通のポリ袋でOK。イマイチだったら、家庭用のゴミ袋として使えます。
□ ウエットティッシュ(ノンアルコールのもの)
お尻にうんちがついたときや、食べこぼしを拭くときなどに必要です。
ペット用のウェットティッシュもありますが、割高なので、ノンアルコールの普通のウェットティッシュで大丈夫です。
ねんね
□ ケージ(5,000円くらい〜)
個人的に、仔猫を迎える場合には、留守中や夜寝る時などにマストなアイテムだと思います。
ケージがないと、コード対策など部屋の安全対策を完璧にしておかなければいけませんし、猫ちゃんが安心できる寝床作りなどもしなければいけません。
猫ちゃんによって、何に興味を示すかわからないので、まずはケージを用意して様子を見るのが1番簡単だと思います。
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□ ペットヒーター(冬の夜中に他の暖房をつけない場合)(3,000円くらい〜)
冬に猫ちゃんを迎える&夜中は部屋の暖房を切るという場合には必要です。
特に仔猫は寒さで体調を崩しやすいので、用意しておきましょう。
その他
□ キャリーケース(2,000円くらい〜)
獣医に連れて行く時に必須のアイテムです。
特に仔猫は、家に迎えて1週間くらいが一番体調を崩しやすく、キャリーケースはすぐに必要になる可能性があります。
ハードやソフト、リュック型など色々あるので、猫ちゃんの大きさと、飼い主さんのお好みに合わせて選んでみてください。
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□ 爪とぎ(200円くらい〜)
爪とぎをしないと、古い爪が残って巻き爪になってしまいます。
家具や壁をバリバリされないためにも必要です。
ひとつ数百円で買えるので用意しておきましょう。
□ おもちゃ(100円くらい〜)
おもちゃで遊ぶことは、猫の狩りをするという本能的欲求を満たしたり、バランス感覚を養うのに必要と言われています。
そして何より、飼い主との良いコミュニケーションになるという意味で、買っておいて損はないです。
最初は猫じゃらしやボールなどシンプルなものでOK。値段も100円くらいから買えます。
一緒に暮らすうちに猫ちゃんの好みがわかってきたら、新たなものを買い足しましょう。
まとめ
最低限必要なものを賢く・しっかり揃えて、猫ちゃんをお迎えしよう!
- 猫を飼うときの準備品は、まずは最低限でOK。
必要最低限のアイテムを用意→猫ちゃんと暮らす中で徐々に買い足していく!
余ったお金は今後の医療費や消耗品代に回して! - あらかじめ最低限必要なものを理解してからお迎えに行こう。
ペットショップでおすすめされるものは高価だったり不必要なこともあるかも?自分で要・不要を判断できるように勉強しておこう
猫を飼うのに最低限必要なものリスト
【ごはん】
□餌やミルク
□餌入れ・水入れ
【トイレ】
□トイレ
□トイレ砂(トイレシート)
□ポリ袋
□ウエットティッシュ(ノンアルコールのもの)
【ねんね】
□ケージ
□ペットヒーター(冬で他の暖房をつけない場合)
【その他】
□キャリーケース
□爪とぎ
□おもちゃ
猫を飼ってみて強く感じたのが、その子自身をよくみてあげることの大切さです。
人間と同じで、猫も1匹ずつ個性がありますし、飼い主さんにもそれは言えること。
お迎え時には最低限必要なものを用意しておいて、『その子に合うもの』、『その子と飼い主さんが幸せに暮らすために本当に必要なもの』を揃えていくのがおすすめです。