冬になると『あったか下着』を着るという方も多いと思います。
今回は、そんなあったか下着ユーザーさんやあったか下着デビューさんに管理人がおすすめしたい、『ミズノのブレスサーモ』という商品についてご紹介していきます。
管理人の夫が『ミズノのブレスサーモ』下着を愛用していて、管理人も着させてもらったんですが、着た瞬間から発熱を感じてとっても温か♪ヒートテックよりも快適でした。
実際に着てみたレビューはもちろん、発熱原理などについてもまとめていますので、参考にして下さいね。
この記事でわかること
- 『ミズノのブレスサーモ』はなぜ温かいの?
- 『ミズノのブレスサーモ』の選び方は?
- 『ミズノのブレスサーモ』の長所と短所は?
- 『ミズノのブレスサーモ』と『ユニクロのヒートテック』はどちらが温かいの?
『ミズノのブレスサーモ』とは?
出典:ブレスサーモ公式ページ
『温かい』と『蒸れない』を両立したミズノの独自素材
ブレスサーモはスポーツ用品メーカーのミズノ(Mizuno)が独自開発した素材で、『吸着熱』を利用した吸湿発熱力を一番の特徴としています。
【吸着熱とは?】
人体からは水蒸気が発散されています。
この水蒸気の水分子は常に運動していますが、服の繊維間にキャッチされて運動が止まると、運動エネルギーが熱エネルギーに変わります。
この熱エネルギーのことを『吸着熱』と呼びます。
『吸着熱』は多くの服で発生するものですが、ブレスサーモはより多くの水分子を吸着できるように改良された素材です。
そのため、汗などの水蒸気をしっかり吸着して吸着熱として発散。
着ている人は『蒸れを感じない、でも、多量の吸着熱により温かい』という優れものなんですね。
アンダーからアウターウェアまで幅広い商品展開
ブレスサーモを使用した商品は、下着・コート・帽子や手袋…と、多種多様です。
普段着として使えるものから、冬のアウトドアシーンで活躍しそうなものまで、用途に合わせて選ぶことができます。
【↓ブレスサーモのいろいろな商品を見る↓】
『ミズノのブレスサーモ』の選び方は?
ブレスサーモの中でも人気の高い、普段使い用のアンダーウェア(下着)。
選ぶ際には以下の点について検討してみて下さい。
- 薄手・中厚・厚手の中から選ぶ
デイリー使いには薄手〜中厚がおすすめです。 - サイズで選ぶ
〜cmといった細かな寸法までチェックすると安心です。 - 形で選ぶ
袖の長さ・襟の形・タイツの前開きの有無(メンズのみ)、タイツのハイウエストの有無(レディースのみ)などを選びましょう。
『ミズノのブレスサーモ』をレビュー!
今回レビューするのは以下の2商品についてです。
- ブレスサーモアンダーウエアプラスVネック長袖シャツ[メンズ] Mサイズ ブラック
- ブレスサーモアンダーウエアプラスタイツ(前開き)[メンズ] Mサイズ ブラック
ブレスサーモの下着には色々な厚さがありますが、どちらも真ん中くらいの厚さ・『中厚』タイプになります。
夫が愛用しているものですが、実際に管理人も数日着てみました。
そのとき感じたことや、夫に愛用者としての感想を聞いた結果をまとめています。
ブレスサーモの長所
V字ネック&短め袖でアウターに響かない
こちらが夫のブレスサーモたち。
長袖肌着のほうはV字ネックなので、襟ぐりが開いた服を着るときにもはみ出さず安心です。
ブレスサーモには、丸襟やハイネックタイプもありますが、下着として普段使いしたいならアウターにも響きにくいVネックタイプがおすすめ。
Mサイズを身長175cmの夫が着てみると、袖口はこんな感じになります。
普通身長の方であれば、長袖シャツを上から着た時に、下着が袖口からはみ出すことはないと思います。
下着が見えるとだらしない印象になってしまいますが、ブレスサーモなら安心ですね。
前開きでトイレがラク
タイツの前側には穴が開いています。
管理人は女性なのでよくわかりませんが、夫に聞いたところ、この穴からトイレをする男性って結構いらっしゃるらしいですね。
ブレスサーモには、『前開き』と『前開きなし』タイプがあるので、トイレの仕方に合わせて選べるのは男性にとって嬉しいポイントなんじゃないでしょうか。
伸縮性&裏起毛で抜群の着心地
生地は柔からかで伸縮性があります。
なので、フィット感はあるのに締め付け感はなく、着心地がとても良いです。
夫は若干ふくよかな感じですが(笑)、キツくないと喜んでいます。
また、裏側にはこんな感じで短い起毛がついています。
肌触りがフカフカで毛布に包まれているような着心地です。
着た瞬間から感じる温かさ
肝心の温かさですが、『めちゃくちゃ温かい!!!』です。
夫はブレスサーモにしてから、上に着る服が薄手になりました。
「冬になると厚手の服が多くなって、着膨れしてカッコ悪い・重くて肩凝りする・動きにくい…」とお悩みの方にも、
「冬になると厚手の服が多くなって、洗濯機がすぐいっぱいになる・外干しでも乾きにくい…」とお悩みの方にも、
ぜひ試してみて欲しい温かさです!
汗がすぐ乾く
夫はふくよかなので(何度もごめん 笑)、暖房が効いた部屋にいるとすぐ汗をかきます。
そして、その汗を吸った下着がべちゃっとしたり冷たくなったりするのが悩みだったんだそう。
ブレスサーモは、汗をかいてもしっかり吸着してすぐ発散してくれるようで、汗によるベタつきや冷えを感じなくなったと言います。
そういう意味では暑がりさんにもおすすめできる下着なのかなと思います。
静電気が起きにくい
夫が愛用している、長袖肌着とタイツ肌着は、どちらも『静電気抑制機能』が付いています。
夫は、服を脱ぐときに下着と擦れてバチバチっとくることがないと言っていました。
管理人も試しに着た数日間で静電気を感じたことはありませんでした。
管理人は髪の毛でスーパーサイヤ人ごっこができる人間なので(笑)、静電気が起きにくいのはありがたかったです。
ヒートテック極暖より暖かい
ヒートテックの温かいバージョン・『極暖』(通常のヒートテックの1.5倍温かいらしいです)。
管理人と夫、2人とも「ブレスサーモは『極暖』よりも温かい」と感じています。
極暖も普通の下着よりは遥かに温かいですが、ブレスサーモは『発熱している』感が半端ないです。
どちらが好みかは人によりますが、寒がりさんならブレスサーモの方が快適だと思います。
ヒートテックより柔らかくラクに着られる
ヒートテックは結構タイトで、体が締め付けられる感が強いと思います。
ブレスサーモは伸縮性がヒートテックよりも高いので、フィットはするけどヒートテックほど締め付け感はないです。
ブレスサーモはヒートテックの締め付け感が苦手という方にもおすすめです。
ヒートテックのように汗がベタつかない
「ヒートテックは吸った汗が乾かない」というのはよく言われることです。
実は、夫がブレスサーモを買ったのも、ヒートテックの汗問題がきっかけでした。
上述の通り、ブレスサーモは汗を発散してサラサラ状態をキープできるので、ヒートテックの汗によるベタつきや冷えが気になる方にもおすすめです。
ブレスサーモの短所
毛玉が出る
ブレスサーモを洗濯機にかけたあと、バサバサふると…
一緒に洗濯した衣類にも毛玉がつくので、洗濯干しの前にはバサバサして毛玉落としをするという手間が増えました。
服の下に着ている時に毛玉が落ちることはありませんが、服の内側に画像の量くらいの毛玉がつくので、洗濯前後はちょっと覚悟が必要かもしれません。
ヒートテックより値段が高い
夫が着ているブレスサーモの長袖下着は3,520円(税込)、タイツ下着は3,850円(税込)です※1。
一方、ヒートテックの極暖V字ネックは1,650円(税込)、同じくタイツ下着は2,198円(税込)です※2。
ブレスサーモの方が温かさも着心地も良いですが、「ヒートテックにそこまで大きな不満がない」という方は、ヒートテックの方が安くていいかもしれません。
※1 2020年12月現時点の公式通販サイトでの販売価格。変更になる可能性があります。
※2 2020年12月の公式サイトでの販売価格。変更になる可能性があります。
『ミズノのブレスサーモ』の商品基本情報
夫が愛用している2商品のスペックをまとめておきます。
参考にして下さい。
ブレスサーモアンダーウエアプラスVネック長袖シャツ[メンズ]
サイズ展開 | S・M・L・LL |
厚さ | 中厚タイプ |
カラー | バイパーシルバー・ブラック |
素材 | アクリル86%、合成繊維(ブレスサーモ)7%、ナイロン6%、ポリウレタン1% |
備考 | 静電気抑制機能付き |
参考価格 ※1 | 3,850円(税込) |
ブレスサーモアンダーウエアプラスタイツ(前開き)[メンズ] Mサイズ
サイズ展開 | S・M・L・LL |
厚さ | 中厚タイプ |
カラー | バイパーシルバー・ブラック |
素材 | 本体:アクリル86%、合成繊維(ブレスサーモ)7%、ナイロン6%、ポリウレタン1% ウエストゴム:ナイロン64%、ポリエステル28%、ポリウレタン8% |
備考 | 静電気抑制機能付き |
参考価格 ※1 | 3,850円(税込) |
まとめ
温かさ、着心地ともにヒートテック超え。
スポーツ用品メーカーの底力を感じさせる下着でした。
値段は多少高くなりますが、値段以上の満足感がある商品だと思います。
『ブレスサーモ』はこんな人におすすめ
- 温かい肌着が欲しい
- 柔らかく締め付け感が少ない肌着が欲しい
- 汗がすぐ乾く肌着が欲しい
- ヒートテックは寒く感じる
- ヒートテックは着心地が悪く感じる
- ヒートテックは汗を吸わないと感じる